この度、地域包括ケアシステムの推進を進める上で不可欠な行政担当者と病院連携実務者の交流を目的とした「第4回行政担当者×連携実務者ミーティング」を開催いたします。
第4回目の開催となる本年は、高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施と地域連携パスを2本の柱に、「データヘルスが描き出す保健、医療、介護のグラデーション」をテーマに設定いたしました。
地域連携パスは、地域の病院や医師会を中心に運用されてきた医療連携のツールであり、地域における医療機関の機能分化を進めるとともにスムーズな入退院を実現する目的で活用されてきました。また、蓄積されたデータを元に疾病ごとの傾向を捉え対策を講じることにより疾病管理のPDCAを実践している地域もあります。
高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施は、本年度より本格的に事業化に取り組む自治体も多い保健分野と介護分野に跨る事業です。データヘルスをベースとしたアプローチで、介護予防や疾病の重症化予防を目的とした多様な介入や取り組みが可能な自治体事業となっております。
保健、介護だけに留まらず医療も含めてデータに横串を刺し、多面的に地域の健康を捉え、地域全体での発症予防、重症化予防を実現するデータヘルスに関する取り組みはこれからますます重要となります。
そこで今回は、高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施と、地域連携パスに関する現場の生の声をお伝えいただける実践者の皆様にご登壇いただきます。基調講演には、高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施を管轄する厚生労働省保険局高齢者医療課課長補佐増田利隆先生にご登壇をいただき、事業の経緯、取組の進捗状況をご説明いただきます。
保健、介護、医療のデータヘルスに関する取り組みを横断的かつ俯瞰的に知ることができる貴重な機会となっております。是非ご参加いただけますようお願い申し上げます。
【企画名称】第4回行政担当者×連携実務者ミーティング
【テーマ 】データヘルスが描き出す保健、医療、介護のグラデーション
【開催日時】2019年10月19日(土)13時~17時
【開催場所】中野サンプラザ 7階 研修室10
【募集人数】120人
【募集対象】データヘルスや地域連携パス等に興味がある方であればどなたでも参加できます。
【お申込み】<<お申し込みフォームはこちらです>>
※パソコンが苦手等の場合は、リーフレット裏面の参加申込欄に必要事項を記入の上、
事務局までFAX(03-5942-4778)にてお申し込みください。
※申込期限を2019年10月14日(月)まで延長いたしました!
【開催概要】■基調講演「高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施について」
増田利隆先生(厚生労働省保険局高齢者医療課課長補佐)
■実践報告「基幹病院による地域連携パス運用の実践とノウハウ」
十河浩史氏(倉敷中央病院地域連携・広報部部長)
「脳卒中地域連携パスのデータ解析による地域疾病管理」
丸谷宏先生(鶴岡市立荘内病院診療部主幹兼主任医長)
「在宅医療・介護連携推進事業の視点から取り組むデータヘルス」
前野尚子氏(呉市役所福祉保健部福祉保健課専門員)
■総合ディスカッション
【リーフレット】