来たる2月11日（土）、今年の1月に開催し、毎回多くの参加をいただいてきた企画の続編となります「第3回医師会が進める医療介護連携を考える会」を開催いたします。

今回から企画名をマイナーチェンジ『在宅医療・介護連携推進事業を考える』から『医療介護連携を考える』とすることで、老健局事業の枠を超えた本質的な議論を展開したいと考えております。

現在策定が進められている第8次医療計画では、在宅医療の体制構築にかかる指針として、在宅医療の圏域を設定するとともに、在宅医療において積極的な役割を担う医療機関、在宅医療に必要な連携を担う拠点を位置づける方向性が示されました。

そこで今回は、これからの医療介護連携を考えるにあたって重要となる、第8次医療計画の内容を確認するとともに、各都道府県における現状や今後の方向性を共有することで、特定の事業に囚われない持続可能な医療介護連携の道を探ります。

基調講演には、第8次医療計画等に関する検討会－在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキングクループ委員としてその策定にかかわってこられた、医療法人博仁会理事長、茨城県医師会会長の鈴木邦彦先生をお迎えして、『第８次医療計画における在宅医療の体制構築と医師会連携実務者への期待』と題してご講演をいただきます。

その後のシンポジウム『各都道府県における在宅医療体制構築状況の共有』では、都道府県医師会という立場から在宅医療及び在宅医療介護連携の推進を担われている3名にご登壇いただき、各都道府県医師会における体制構築状況を共有し、その後の参加者全体でのディスカッションにつないでいきます。

在宅医療介護連携の最前線におられる医師会連携実務者（コーディネーター）、行政連携実務者の皆様はもちろん、新たな医療計画のもとで在宅医療を視野に入れた病院連携室の在り方を考える必要がある病院連携実務者の皆様にとっても、有益な場になるものと思います。

こちらのページから詳細情報の確認及び参加申し込みが可能となっております。是非、ご参加いただけますよう、お願い申し上げます。

第3回医師会が進める医療介護連携を考える会 参加申し込みページ