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2021年1月16日「医師会が進める在宅医療・介護連携推進事業を考える会」を開催しました
(600 ヒット)

去る1月16日、「医師会が進める在宅医療・介護連携推進事業を考える会」を開催いたしました。

全国各地から140人の皆様にご参加いただき、在宅医療・介護連携推進事業について今抑えておくべき視点の共有、実践に基づく担当者の知見やノウハウ、参加者がそれぞれに抱える悩みや課題などを共有することができた場になったように思います。

基調講演では、富士通総研の名取先生から昨年改定された手引きの裏側にある国の狙いや顔の見える関係の先を目指す我々に対する期待をお教えいただき、本事業に取り組み担当者にとって進むべき道を照らしていただいたような勇気づけられる講演でした。

その後のシンポジウムでは、玉名郡市医師会の永杉さんからは、小規模な自治体を取りまとめる医師会としての役割や、国の施策を多面的に捉え予算獲得につなげる力強さを。品川区医師会の藁谷さんからは、一人の専門職として医師会の本事業に飛び込み、ゼロベースから造り上げた医師会の中での仲間の作り方や行政との折衝におけるノウハウを。姫路市医師会の成定さんからは、中核都市というむつかしい規模の中で必要なミクロとマクロのバランス感覚と、それを保ち続ける秘訣であろうご本人の中にある看護師としての矜持を。新潟市医師会の斎川さんからは大規模自治体を束ねる医師会のガバナンスやそれを強みとしたプロジェクトマネジメントの視点や、行政との共犯関係を保ち続けるためのテクニックを。新潟県医師会の服部さんからは本事業における都道府県或いは都道府県医師会の役割の見本と、医師会間の温度差のリアルや自治体に対する叱咤激励を…。

その後の総合ディスカッションでも多くの質問をいただき、特に一人コーディネーターの皆様の課題意識を共有する場として有益だったのではないでしょうか。

国は本事業について自治体担当者向けのセミナーは数多く開催していますが、委託事業者向けの場の提供はほとんどしてきませんでした。また、異なる地域規模の医師会事業担当者の視点とホンネを、ここまで赤裸々に共有できる機会は存在しなかったように思います。開催後には多くのアンケートもご回答いただき、会の継続を望む声も非常に多くいただきました。当法人としましても「連携室の外側を開拓する」法人ミッションと重ねながら、引き続き検討を重ねてまいりたいと思います。

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。


















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