昨晩、9月14日の20時より「第6回全国オンライン連携室」を開催いたしました。
話題提供をいただきました連携実務者ネットワーク広島(おりづるネットワーク)の東祥子さんからは、ネットワークの設立経緯から、オンラインツールを利用した開催までのプロセス、そこから見えてきたメリットとデメリットについてをお教えいただいたように思います。おりづるネットワークのモチベーションの高さがどこにあるのか、どこからくるのか。その一端を知ることができたように思います。
その後のディスカッションでは、全国各地のネットワークのオンライン適用状況、退院前カンファランスやオンライン面接、オンライン相談における各病院の取り組み、ネットワークセキュリティに関する考え方や手引き等についての話題が共有され、やはりまだまだこの領域については発展途上であるとともに、皆様の関心も高いということを再確認することができたように思います。
「全国オンライン連携室」は、当法人の会員の皆様向けの交流の場となっております。毎月第2月曜日20時から開催いたします。来月もお楽しみに!
来たる9月23日に、第2回となります「全国連携ナイトスクール」を開催します。
感染拡大防止の観点から、今年は集合研修の機会が失われ、4月から連携室へ配属された新入職員や、他部署から異動してきた職員の皆様にとって、手探りの日々が続いていることと思います。
そこで、当NPO法人では満を持して連携実務者に向けたオンライン研修の場をご提供いたします。毎月1回、多彩な講師陣が連携実務者にとって不可欠な話題を多角的にお届けします。講義の後には質疑応答も受け付けますので、安心してご参加いただけます。
今回は、当法人理事の田原久美子(社会福祉法人祥和会 地域密着型特別養護老人ホーム五本松の家)から「連携室でしっておきたい介護知識・介護からみた医療機関」というテーマで講義いたします。
この機会にぜひ、居ながらにして全国の実務者と知識・経験をシェアしてみませんか。
【企画名称】第2回全国連携ナイトスクール
【開催日時】9月23日(水)19時~20時
【タイトル】連携室でしっておきたい介護知識・介護からみた医療機関
【講 師】田原久美子 社会福祉法人祥和会 地域密着型特別養護老人ホーム五本松の家
【開催方法】オンライン(Zoomミーティングを使用。各回2日前になりましたらZoomのURLをお知らせいたします。)
【受講対象】どなたでも参加できます
【受講費用】(各回)当法人会員500円/非会員1,500円
【受講方法】Peatixイベントページからお申し込みください。
来たる9月14日(月)20時より、「第6回全国オンライン連携室」を開催いたします。
新型コロナウイルスの影響により、全国各地の連携実務者協議会においても活動が休止状態になっている地域は少なくないと思います。病院から研修会への参加を禁じられている連携実務者もいるのではないでしょうか。
そのような状況の中、いくつかの地域ではオンラインを活用したネットワーク再構築の取り組みがはじまっています。今回はいち早くオンラインを活用して活動を再開した連携実務者ネットワーク広島(おりづるネットワーク)の取り組みについて、広島中央保健生活協同組合地域包括ケア部事業推進課課長の東祥子さんに「オンラインで開催する連携実務者協議会の試み」と題しての話題提供をお願いしました。
運営面の課題からツールの使い方まで、参加者同士でオンライン研修運営の実情や悩みを共有できる場になればと思います。
「全国オンライン連携室」は、当法人の会員限定の学習、交流の場です。参加方法については会員向けメーリングリストにてご案内しております。まだ会員ではないが「参加したい!」という方がおられましたら、これを機に是非ご入会いただけますようお願いいたします。
昨晩、8月25日の19時より「第1回全国連携ナイトスクール」を開催いたしました。
記念すべき第1回は、宮崎県立日南病院患者支援センター長の木佐貫篤先生より「地域医療連携のこれまでとこれから」と題してご講義いただきました。地域医療連携の歴史を振り返ることにより、これから始まる地域医療連携の新しいフェーズについての考えを深める時間になったように思います。
次回の講師を務める当法人理事の田原から、感想メッセージが届きました。ご参加いただけなかったみなさまにもナイトスクールの雰囲気をお伝えすることができればと思います。
ご参加いただいた皆様、第1回全国連携ナイトスクール、いかがだったでしょうか?
私自身は、改めて医療連携とは何だったのか、地域連携の歴史を振り返る中で、あの頃はこんなことがあったなぁとか、あの時は大変だったなぁといった、思い出に浸る機会となりました。
「退院支援」「紹介予約」、歴史の中で変わっていくこともありましたが、今もなおまだまだ学び続けなくてはならない大切な業務なんだということを再確認しました。
医療だけの連携から介護そして行政や学生など、線から面へ、空間へと連携は広がっているということ。そして木佐貫先生からお教えいただいた「第5フェーズの医療連携」。新型コロナウイルス感染症という想像もしなかった現状の中では、リアル空間を共有できない状況で、必然的にオンラインを活用した連携に対応していく必要がある。今までとは異なる連携を各自が踏み出さない限り、前に進めない状況だということなのだと思います。
後半のブレイクアウトでは、まさにその大きなリアル空間を共有していた時代から、現在取り組まなくてはならない小さなリアル空間の作り方やオンラインの活用など、参加した皆様それぞれの取り組みや検討していることなどを聴くことができ、とても充実した時間となりました。ありがとうございました!
社会福祉法人祥和会 地域密着型特別養護老人ホーム五本松の家
田原久美子
次回の第2回全国連携ナイトスクールは9月23日(水)に開催いたします。「連携室でしっておきたい介護知識・介護からみた医療機関」と題し、当法人理事の田原久美子(社会福祉法人祥和会地域密着型特別養護老人ホーム五本松の家)が講師を担当します。以下のPeatixのWEBサイトからすでにお申し込みが可能となっております。次回も是非ご参加いただけますよう、お願い申し上げます。
https://renkei-night-school-vol2.peatix.com/
昨晩、8月17日の20時より「第5回全国オンライン連携室」を開催いたしました。
話題提供をいただきました伊丹恒生脳神経外科病院地域医療連携室の塚本さんからは、3月という早い段階で近隣の介護事業所にてクラスターが発生した地域にある中小規模病院の地域医療連携室として、実際にどのような事象が発生し、どのような対応を進めてきたかを、とても丁寧に共有していただけたように思います。
質疑応答では、介護側のガードの強さ、あるいは医療と介護とのギャップについての意見や、面会制限と入室制限は分けて考えるべきという視点、それぞれがそれぞれの立場でしっかりと発信することの重要性などが話し合われました。
「全国オンライン連携室」は、当法人の会員の皆様向けの交流の場となっております。今月は祝日のためスライドしましたが、毎月第2月曜日20時から開催いたします。来月もお楽しみに!